疲労骨折の症例紹介
ここ最近、ケガをして当院に来られる患者さんが急増しておりますが、その1症例をご紹介します。
画像は、高校サッカー部員の中足骨の疲労骨折の超音波(エコー)画像です。
ケガをしていない左足と比べて、右足は骨の線がガタガタかつモヤモヤしており、
さらに骨の上の軟部組織(筋肉や腱、靭帯、脂肪など)の腫れも明らかに強く出ています。
とくに疲労骨折の初期段階ではレントゲンで骨折像が現れず、2~3週間後にようやくレントゲン上に写真のような所見が出て診断されることが多いです。
逆にいうと、痛みが出始めた段階でレントゲンを撮っても骨折の所見が見られにくく、
そこでまた練習を続けると完全にポキっと完全に折れて(完全骨折)、
なおさら競技復帰までに時間がかかってしまいます。
疲労骨折の場合でも、初期に適切な診断・治療を受け、無理をしなければ早期に回復し復帰できます。
当院で診察の際使用している超音波観察装置(エコー)は、
レントゲンやMRI検査では見落としてしまいそうな細かな変化が観察できます。
また、人体にも影響がなく、ベッドサイドで簡単に受けられ、患者さんが画像をみながら、その場で自分の身体の状態を知ることができます。
ケガこそお任せください!
奈須接骨院
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