モンゴルの地で柔道整復術
↑1/2付の産経新聞記事
↑骨折や脱臼などの診察法の講義
↑針金を用いた固定装具(シーネ)の作成方法を指導
↑肩関節の基本包帯法の実技指導
↑モンゴル国立医科大学学長より表彰を受け、客員教授に任命された院長
日本柔道整復師会(整骨院・接骨院の会)では政府の援助を受けて約10年間NGO活動として、
モンゴル国立健康科学大学での講義や地方での医師及び看護師等の研修講義と実技指導を行なってきました。
国立健康科学大学は首都ウランバートルにあり、モンゴル国の医師のほとんどはここの出身者です。
写真の通り、モンゴルでは医師や医学生はほとんどが女性です。
この医療普及活動に院長 奈須開生が継続的に参加し、
昨年は同大学に柔道整復術を学ぶコースが創設されることになり、更に院長は客員教授に任命されました。
その記事が1月2日の産経新聞に掲載されていましたのでご紹介します。
柔道整復師の技術は、医療環境でインフラ未整備のモンゴル(特に地方では医師や病院が少なくて適切な治療を受けることができない、また救急車を呼んでも2時間以上来ないなど)では非常に重要で、
ケガの治療に使う材料の作成から、治療技術の指導、予防指導など非常に喜ばれました。
現在でもモンゴルでは日常生活でケガが多く(落馬など)、またそれを放置し変形や機能障害に陥っている人が多くいます。
そのような人達に我々の技術が必ず役に立つと信じて10年間活動し、その結果として大学に学科が創設され、柔道整復術が世界的に広まっていることを大変嬉しく思います。
そして今後より多くの方々の幸せに繋がることを祈っております。
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